リアルタイムで受講生の理解度をしっかりキャッチ!ひとりひとりに向き合い、研修満足度が向上

リアルタイムで受講生の理解度をしっかりキャッチ!
ひとりひとりに向き合い、研修満足度が向上

建設業界が持つ慢性的な若手人材不足の課題を解決するため、夢真では新卒・未経験者を採用し、研修を通じて育成しています。2024年8月から、夢真では新たな取り組みとして、受講生が研修講師を評価する「研修満足度調査」を始めました。

研修満足度調査を取り入れたことで、受講生の声をリアルタイムで拾うことができ、これまでよりもひとりひとりに寄り添った研修が可能になりました。今回は、研修満足度調査の内容と成果について、紹介します。

受講生の目線で“良い”研修を追求するため始まった研修満足度調査

受講生の目線で“良い”研修を追求するため始まった研修満足度調査

研修満足度調査は、2024年8月から開始されました。夢真では常に研修内容をブラッシュアップしており、これまでは派遣先の評価を通じて、その成果を計っていました。

しかし、技術社員のさらなる成長と定着を目指す上で、研修について受講生がどう感じているかが重要だと考えました。

「受講生にとって満足度の高い研修をやっていくには?」「受講生の目線で良い研修とは何か?」

これらを計るために始めたのが「研修満足度調査」です。

研修満足度調査では、研修終了後に毎日、受講生がその日に教わった講師に対する満足度をWeb上のアンケートフォームで回答しています。率直な意見を知るため、各回答は氏名が伏せられた状態で講師にフィードバックされます。

受講生の声をもとに課題を認識・改善、研修満足度を高めるサイクル

受講生の声をもとに課題を認識・改善、研修満足度を高めるサイクル

研修満足度調査を始めたことで、講師と受講生の信頼関係の質が高まりました。評価ができるようになったことで、受講生の心理的な安全性がさらに強化されたのが理由の1つです。

また、評価の対象になることで、講師はこれまで以上に受講生に対する接し方を考えるようになりました。例えば、以前は研修のスピードについていけない受講生もいるという課題がありましたが、ひとりひとりの習熟度を確認しながら研修を進められるようになりました。

ポジティブな評価があれば部内共有し、成功例として参考にしてもらっています。ネガティブな評価があった場合でも、個人が特定されないよう配慮した上で部内共有するとともに、対象の講師に対してフィードバックを行います。課題を認識してもらい、改善に向けて取り組んでもらうのが目的です。

このように受講生の声をリアルタイムで拾い上げ、良い点は手本にしてもらい、悪い点は改善していくことで、研修の質と受講生の満足度を上げていくサイクルができました。

満足度は右肩上がりで上昇中!ポジティブなフリーコメントも

満足度は右肩上がりで上昇中!ポジティブなフリーコメントも

研修満足度調査で、受講生はその日に教わった講師を選択し、研修内容を記入の上「話し方」「分かりやすさ」「態度」についての評価を回答していきます。

アンケートには0~10点と11段階の総合評価もあり、9点以上を「満足」と定義しています。月別の研修満足度調査における総合評価の満足度は2025年1月から5月にかけて、右肩上がりで上昇しています。

研修満足度調査の最後には任意でフリーコメントを記載できる設問があります。その回答の一部を紹介します。

研修受講生Aさん

研修受講生Aさん
計算過程についての説明が分かりやすく、頭でイメージしやすかったです。現場で必要になったとき、すぐ使えるように反復します。

研修受講生Bさん

研修受講生Bさん
CAD講師の方はどなたも、教え方がとても上手で、質問しても嫌な顔せず教えてくださるので嬉しいです。

そのほか、下記のような声も見られました。

  • 工事写真の撮り方について、いろいろな指摘をいただき勉強になりました
  • Nさんの授業は分かりやすく、研修がとても楽しいです
  • 興味が持続できるように講義を工夫していただけて、とても助かりました

このように、全体的にポジティブな感想が多く見られました。

まとめ

夢真では受講生の声を真摯に受け止め、改善に向けて動くことで研修満足度の向上に努めています。その成果として、月別の満足度は上昇傾向にあります。

引き続き夢真では、受講生満足度の高い研修を追求していきます。建設業界に興味のある方はぜひ、ご応募ください。

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